【CRU】Custom Resolution Utility 1.5での変更
さいきん、Custom Resolution Utility (CRU) に大きなアップデートがあり、バージョン1.5が登場しました (執筆時点で最新バージョンは1.5.1) 。今回の変更内容によって自分の中で混乱が起きているので、その部分を整理しておきたいと思います。自分用ですね。
タイミングプリセットの変更
変更の1つですが、独自表記を減らし、オフィシャルな表記を採用したことが挙げられます。これ自体は良い変更だと思いますが、バージョン1.4.x以前の記事をそのまま参考にすることが難しくなりました。
新しい表記と古い表記、どれがどれに対応するのか書いてみます。
旧バージョンの表記との対応付け
英語での解説は以下のページの「Changes in 1.5:」にまとめられています。おそらくCRU作者本人が執筆されています。
Custom Resolution Utility (CRU)
ざっくり訳すと以下のように対応するようです。
- Automatic - LCD standardは「Automatic (PC) とAutomatic (HDTV)」 に分けた
- Automatic - LCD nativeは「Native (PC) とNative (HDTV)」に分けた
- Automatic - LCD reducedは「Exact reduced」が似た役割
- Automatic - CRT standardは「Automatic (CRT)」に表記変更
- ExactとExact reducedを新規追加
- CVT standard、CVT-RB standard、CVT-RB2 standard、GTF standardを新規追加
これらの変更箇所は、次の画像の黄色枠で囲った「Edit...」の先にあります。
「Edit...」の先は次の画像のような画面です。
ここは本来、ディスプレイの非表示領域というものを調整するのによく使われます。手打ちで数値を調整できるほかに、プルダウンメニュー内には手軽な「プリセット」のようなものが用意されています。この「プリセット」に関する変更について解説しました。
旧バージョンを使うのもオススメ
分けたり新規追加したり、それぞれ理由があるようですが、少し技術的な内容だったので省略しました。CRUを使うだけなら知らなくても問題ないと思います。「少し技術的な内容」については、自分が書いたなかでは以下の記事で多少触れていますが、素人なので間違っているかも。
ところで、CRUは旧バージョンもダウンロード可能です。古い有益な記事を参考にするなら、同じバージョンを使えばこういった読み替えの手間はありません。